新築現場では躯体の精度を高めるためにコンクリートを整形します。
その他、ビルや道路や橋などを対象とした工事もあります。
斫り工事は単に切ったり削ったり壊したりするだけの工事ではありません。
仕上げとしても使われる技法ともなりますし、コンクリートが不必要に割れないように経験や知識が大きく必要な工事になります。
伝統の技法による杭頭斫りや壁開口斫り「ビシャン・小たたき・化粧斫り」等仕上げ斫りもお任せください。
・ノミ焼き
兼子組では今でもノミ焼きを自社にて焼いています。
刀をつくるのと同じ手法を使って、手焼きで行います。
自分で仕上げたノミで斫り作業に挑んでいます。
・コンプレッサー斫り
大型のコンプレッサーを用いて、ブレーカー等を使いコンクリート斫りに挑みます。
・杭頭処理
パイル杭「カットオフ工法」エアーカッターで切断します。
ベネート杭「セリ矢工法」削岩機セリ矢を使い縁切りします。
打ち杭「ブレーカー工法」ハンドブレーカーを使い縁切り転倒解体。
・斫り仕上げ
ビシャン、化粧斫り工法。外観や内観の一部を見栄え良くする技法です。
長年の経験や知恵が必要となる作業です。
兼子組は令和元年とよはしの匠において豊橋市より斫りによる賞をいただいてる実績があります。